最近の物理関連活動
今週物理学に費やした時間:約15時間 ちょっと前まで自分がオフタイムにどれだけ勉強等に時間をとれるのかを測るため&動機づけるためにStudyPlusをやっていたのだけど別に記録しなくても習慣づいてしまえば体力とか体調にもよるけど週20時間はとれるということがわかったので今はカウントアップタイマーだけで集計している.StudyPlusには学生ではない人で40時間とかやっている人がいたのでその人がショートスリーパーとかでなければまだ頑張りようはあるのかもしれない.
何をしていたか
11/28 『統計力学の基礎Ⅰ』刊行記念トークイベント 「基礎からきちんと理解して応用する」online.maruzenjunkudo.co.jp
話を聞いていておもしろそうだと思ったのでイベント中に注文した. 関連して Lieb-Yngvason の論文も眺めるくらいはしたいなあと思った.
申し込みフォームが会社員であれ所属を要求するものであったが無所属・その他(会社員)で出したためか無反応であった.会社名を背負おう場合それが業務として認められるかというのが問題になってくるがインターディシプリナリーな研究会への参加を強いて業務だと主張してみるつもりはない.まあポリシーのアンマッチで参加できないなら仕方がない.(2024/12/12追記)と思ったら次の勉強会の案内が来たので申し込みタイミングが遅かったとかそのあたりなのかもしれない(追記終わり)
【本日開催!】
— Kenji Kashima (@kashima_ctrl) 2024年12月2日
第9回 DML Lecture 「最適輸送と物理学: 制御理論から生成AIまで」
12月3日(火)13:00-16:50 東大本郷キャンパスとZoomによるハイブリッド配信
【講演者】伊藤海斗先生(東京大学),伊藤創祐先生(東京大学)
なじみのない分野なのでキーワードや文献への参照が拾えたというぐらいであったが面白そうな話題だと思う.
それ以外は大体ニールセン=チャンの邦訳を読み進めるか佐藤超関数・超局所解析の文献を集めたり読み始めたりしていた.超関数に関しては佐藤幹夫の講義録があるのだけど数学者向けの講義と素粒子物理学者向けの講義の内容の落差がすごい.数学者向けのほうから読み進めて途中で分からなくなってあきらめてしまったのだけど初めから素研のほうを読めばよかった.
ブクマ振り返り
トラックボールはポインティングディバイスをそれだけにすると親指が疲れるんだけどやっぱりあるとよい.40%なので配列を何かでっち上げなとだめだけど一回使ってみたさがある.
バックグラウンドが何の人が書いているのかよくわからないけど全体としては現象論ではないタイプの理論の人に見えるのにQCDマターの現象論にも触れており不思議な感じがする.
サイエンス社基準で中級なら頑張れば読める(と思いたい).
についている Amazon レビュー
著者の意図は明白であり「現代物理では高度な数学は避けて通れないのだから数学科でやるような思考を論証を通して身につけよう」である
が、まさにこの目的自体が問題で尋常じゃないほどくどい、書いてあることがひたすらくどい 数学の教科書なら普通書かず飛ばす箇所を全部言語化しただけなのであるが、その結果こんな逆に読みにくくなるとは…
個人的に本書の大きな問題だと感じているのは非数学科向けであるためひたすら全部言語化したこと(これ自体は非常に有意義であり感謝するべきことである)により、逆に読者の思考が入り込む余地がなくなってしまった部分にあると思う
が気になっている.純粋数学の書かれた数学は苦手なのでそこを無理やり叩き込んでくれるなら多少窮屈でも読んでみたくはある.
目次的に図書館運営の話なのかな.
最近出た量子情報の本.ニールセンチャンを読み終わったら読みたい.
代数学の基本定理の証明がたくさん載っている本らしい.
未刊なので評判等はわからないけど光学的応用を見据えた行列解析がメインの線形代数の本という感じなんだろうか.
ARPESで探る固体の電子構造 / 高橋隆/佐藤宇史【著】/須藤彰三/岡真【監修】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア
グラフェンと関連して読んでおきたい.昔グラフェンでDiracフェルミオンが見つかった時に実験の論文を読もうとしてARPESが全然わからなかったということがある.
年末に一気読みしたい.
エアコン暖房は空気が乾くのであまり好きではなく去年などは足元だけヒーターをつけて着る毛布とこれでしのいでいた.見つからなかったらまた買おうかな.